表題番号:2015K-147
日付:2016/03/15
研究課題日本企業における組織活性化と業績管理会計に関する経験的研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 大学院ファイナンス研究科 | 教授 | 清水 信匡 |
- 研究成果概要
申請者は、日本企業における組織活性化の要因を探るとともに、組織活性化と業績管理会計はどのように関連しているのかを探求することを長期の研究課題としている。そして、本特定課題研究においては、組織改革に成功しつつあるJF社へのインタビューによって、組織活性化の要因等明らかにすることを研究目標とした。その結果、以下のことが明らかになった。
・民間から入った会長の強力なイニシアチブのもとで親方日の丸体質を改めた。
・マトリックス組織を導入することによって、人々の間のコミュニケーションが増えた。
・業績管理をおこなうようになり、成果に応じて報奨を用意するようになった。