表題番号:2015K-122 日付:2016/04/13
研究課題組織コントロールと意図せざる結果の探求
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 教授 大月 博司
研究成果概要

本研究は、組織のコントロールと意図せざる結果の関係性を解明するため、ダイナミックに変化するコントロール現象に着目し、組織行動の安定と変化を巡る有効な組織のあり方を示唆する組織行動モデルの構築を目的したものである。組織行動の安定と変化の問題状況に対する理論的な解明と、組織コントロール自体のダイナミックな変化によってもたらされる意図せざる結果問題の解決の可能性を示すという点で、新しい研究領域の開拓が期待されている。本研究では、組織コントロールのダイナミックス性を基軸に、組織行動の意図せざる結果が起こる要因に着目しながら,組織の安定と変化の有効性を図る新しい組織モデル構築が理論的に試みられている。