表題番号:2015K-104 日付:2016/04/04
研究課題「国語科教育法」の授業開発―教育現場での有効性を求めて
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 町田 守弘
研究成果概要
 本研究では大学の教職課程における「国語科教育法」の授業を研究対象として取り上げ、教育現場において有効な成果を得るために、どのような授業が求められるのかという課題へのアプローチを試みた。まず教職課程を設置する大学において「国語科教育法」で扱われている内容に関する実態を把握するために、web上に公開されたシラバスの調査を実施した。さらにその結果を踏まえて、現職教員に対するアンケート調査を実施し、「国語科教育法」のどのような内容が特に現場で有効であったのかを分析し考察した。その結果、直ちに授業に活用できるような実践に役立つ知見や指導法の扱いを中心とした、効果的なカリキュラムの構築が求められることが明らかになった。