表題番号:2015K-096
日付:2016/03/24
研究課題両大戦間期バルト諸国の多民族性と非領域的文化自治に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 教授 | 小森 宏美 |
- 研究成果概要
- 本研究では、文化自治の実現/非実現の基礎的要因である民族間関係に関する資料調査を行った。エストニアならびにラトヴィアについて、独立前、独立期、独立喪失後(占領期)のそれぞれについて整理する必要があるが、1年間という研究期間にかんがみ、独立喪失後(占領期)を中心に研究を行った。それぞれについての成果概要は次のとおり。
エストニアについては、占領博物館において、占領期に発行されたパスポートから民族的多様性とそのアイデンティティの変容・非変容に与える影響について確認した。ラトヴィアについては、ダウガウピルス大学において、オーラルヒストリー研究所の資料を分析し、地域的な多様性とその自己・他者認識を確認した。