表題番号:2015K-074 日付:2016/04/06
研究課題縄文土器製作者の呪性に関する民族誌的研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文学部 教授 高橋 龍三郎
(連携研究者) 文学学術院 助手 大網信良
(連携研究者) 會津八一記念博物館 助手 平原信崇
研究成果概要
縄文精製土器の装 飾が実用の煮炊き機能や貯蔵機能を大きく超えて、いわば過剰な装飾となっていることは以前より知られていた。しかし、その理由については、よく解明されな いまま今日に至っている。この課題を解明するためには、家庭的な素焼土器の製作を行っている未開社会の民族誌を調査し、土器が実用機能を超えて、どのよう な社会的、宗教的背景と関係するかを調査する必要がある。本研究ではその研究目的に接近するために、夏季休暇を利用して、パプアニューギニアに出張し女性 土器製作者に関する民族誌調査を実施した。