表題番号:2015K-055 日付:2016/03/29
研究課題日本「文」学史研究―「文」をめぐる人びとの営みから見直す日本の「文」学―
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 河野 貴美子
研究成果概要
本課題では、『日本「文」学史』全三冊(勉誠出版)の第二冊『「文」と人びと――継承と断絶』の刊行に向けて、編者6名が共同して構想・企画を練り、研究を進め、ワークショップを行った。ワークショップは、当該書籍の執筆担当予定者が草稿を持ち寄り、最終稿完成を目指して、ディスカッサントや執筆者以外の参加者も加えて検討、議論を行う形で、2016年3月27日、28日の2日間、早稲田大学にて開催した。本書のねらいは、前近代日本の「文」の概念を軸として、新たな日本の「文」学史を構築しようというものである。ワークショップの成果をふまえ、本書の公刊は2016年秋を目指している。