表題番号:2015K-052 日付:2016/03/02
研究課題東日本大震災・災害復興期の地域の記憶と災害文化のデータアーカイブに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 浦野 正樹
研究成果概要

本研究は,<復旧・復興期>に焦点をあて、その時期の社会諸課題に取り組むプロセスをデータアーカイブ化し、地域が再生していく際に基盤となり役立つよう整序していくことを目標にした。とくに、地域結束力の源泉となり精神的な基盤ともなる<地域の記憶継承>や<地域アイデンティティの再編成>に関わる事項にとくに着目しながら、復旧・復興過程で発生する社会問題の推移を、時間軸で整理しデータアーカイブ化することに力を注いだ。なお、共同・連携研究者などの形で関わっている被災地に関わる研究についても、得られた資料・データなどを含めてアーカイブ化の対象にしている。こうした一次資料を整序し相互に比較検討する作業を実施した。