表題番号:2015B-397
日付:2016/04/11
研究課題独居高齢者の生活支援機能を有する住居構造に関する日常生活行動の定量的評価
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 准教授 | 加藤 麻樹 |
(連携研究者) | 長野県短期大学 | 助手 | 下平佳江 |
- 研究成果概要
- 前年度にひきつづき,高齢化率が高く,また公共交通機関が乏しい地域として長野県長野市住良木の農家を研究対象として生活様式の観察および測定にかかる研
究を行った.ひずみゲージを用いた家具および建具の挙動により生じる加速度測定におけるキャリブレーションを正確に取
得する初期設定作業についてはある程度の時間的,技術的な制約が加わったが,モニタリングにあたっては十分な出力を得ることが可能となっ
た.前年度に指摘を受けた定量的指標の構築にあたり,上記センサーの出力の時系列変化に対して経営工学における管理図表モデルを適用させることで,日常生活におけるリズムの抽出と逸脱状態の検出が可能となった.