表題番号:2015B-383 日付:2016/02/17
研究課題21世紀型ジェネリックスキルを現場につなげるためのコースの開発と実践
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 向後 千春
研究成果概要
 グループ活動における作問学習、グループディスカッション、ポスタープレゼンの3種類の学習を高等学校で実施した。グループ活動の内容の違いがグループ学習の学習成績に及ぼす影響について、テストにより検討した。その結果、科目や学習内容の異なる授業における作問学習とポスタープレゼンの完成式のポストテスト正解率は、グループディスカッションより有意に高くなった。作問学習とポスタープレゼンは、知識の再生を促す学習として有効であることが示唆された。このことは、学校において生徒にジェネリックスキルを身につけさせるための授業方法について示唆を与えるものである。