表題番号:2015B-345
日付:2016/04/11
研究課題ナノNi粒子による応力緩和型高温実装用インタコネクション技術研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 | 教授 | 巽 宏平 |
(連携研究者) | 情報生産システム研究センター | 助手 | 田中康紀 |
(連携研究者) | 情報生産システム研究センター | 研究助手 | 飯塚智徳 |
- 研究成果概要
インバータに使用されるパワーモジュールは、省エネルギー化、高耐熱化を目的として、SiC半導体を利用する検討がなされているが、未解決の課題も多い。その一つが高耐熱実装技術である。従来の半田材料や、Alワイヤに代わる、高融点材料による接続技術開発が必要である。本研究では、耐酸化性に優れたNiナノ粒子を用い、熱応力による応力の緩和を目的としてAlフィルムを挿入した応力緩和型の接続構造を検討した。AlとNIナノ粒子との接合部の信頼性、応力緩和効果について検討した結果、Alフィルムの効果が、実験と有限要素法による(Mark Menta使用)シミレーションの双方から確認できた。