表題番号:2015B-222 日付:2016/03/16
研究課題カタルーニャ地方における前近代石造民家の文化的遺産としての再生・活用手法の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 入江 正之
(連携研究者) 建築学科 専任講師 山村健
研究成果概要
スペイン、カタルーニャ州の伝統的石造民家マジアの残存遺構A‐3住戸について、今年度は3回に亘って現地を訪ね、昨年度に引き続き東側の擁壁的外部壁体の石積み作業、ならびにA棟に隣接するB棟(屋根崩落、壁体一部欠損)について補強工事を行った。研究第三ステージの計画案に沿って、左官工ジュゼップの指導の下、2~4mに達する開口部を有する壁体を施工するまでに至っている。同時に来年度以降の、壁体に床を架す作業準備を進めた。また、当該研究主題を介して、本学建築学科と協定校であるバルセロナ建築大学と共同ワークショップを来年度から行う予定を研究代表者と、ミケル・ビダル教授と同意することができた。