表題番号:2015B-215 日付:2016/03/15
研究課題花崗岩類に伴われる熱水性金属鉱床の生成機構の解明
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 内田 悦生
研究成果概要

2011年度から継続してタイに分布する花崗岩類の調査を行っており、2015年度は、調査数の少なかった西帯の花崗岩体を対象に調査を行った。今年度の調査対象は、プーケット島の北側に位置するLam PiBan Lam RuおよびRanong地域の花崗岩体である。これに加え、カンボジアの中央部に位置し、古くから鉄の供給地として知られているPhnom Daek岩体の調査を行った。調査では、花崗岩体の記載、帯磁率測定並びに試料採取を行い、採取した試料に対して顕微鏡観察を行うとともに全岩化学組成分析を行った。これらの結果を基に、従来研究を行ってきた日本および韓国の花崗岩類との比較を行った。