表題番号:2015B-210
日付:2016/04/05
研究課題歯骨伝導コミュニケーションの高度化
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 教授 | 及川 靖広 |
(連携研究者) | 理工学術院 | 助教 | 池田雄介 |
- 研究成果概要
- これまで申請者は,歯を介した骨伝導に着目し,小型で装着が容易な歯骨伝導デバイスの開発と歯骨伝導音の基礎的な聴感特性の把握を行い,コミュニケーションエイドとしての利用の可能性が十分あることを確認してきた.本研究では,これまでの研究成果に基づき骨伝導デバイスの高度化を実現し,相互コミュニケーション可能な歯骨伝導デバイス実現のための技術を確立した.受聴特性の把握,取得された音声の評価,明瞭化を検討した.歯骨導音により取得した音声の特性,歯骨導音受聴における聴覚特性の把握を補正することにより歯骨導音の明瞭性が向上することを確認した.今後は実用化を目指し研究をすすめる所存である.