表題番号:2015B-206
日付:2016/03/05
研究課題高精度光干渉デバイスによる通信・センシング両用技術に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 教授 | 川西 哲也 |
- 研究成果概要
本研究課題は、高消光比光干渉計をアクティブトリミング技術により実現し、通信用のデバイスとしての性能向上を実現するとともに動作モードを切り替えることで温度、圧力などの環境変化をモニタするためのセンシングデバイスとしての機能を持たせることを目指すものである。消光比は干渉計のバランスの高さを表す指標である。MZ干渉計を変調器として用いる際には信号発生の精度の高さを表す。センサーとして用いる場合には、感度の高さに相当する。今年度は達成可能な消光比の見積もりと、検出可能な光路変化についての基本的な関係の検討を行った。