表題番号:2015B-009 日付:2016/04/09
研究課題アメリカの外交政策形成とシンクタンク:仲介コミュニティ,デモクラシー,日米関係
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 吉野 孝
(連携研究者) 早大(社会科学総合学術院) 教授 今村浩
(連携研究者) 早大(社会科学総合学術院) 教授 奥迫元
(連携研究者) 早大(政治経済学術院) 准教授 浅古泰史
(連携研究者) 早大(地域・地域間研究機構) 研究助手 安井清峰
研究成果概要

本研究は、2016年度に科研費を申請する「アメリカの外交政策とシンクタンク」の基礎研究を行うことを目的とし、以下の活動を行った。第1回研究会(2015年5月)では、前嶋和弘氏(上智大学教授)が報告を行い、「メディア監視団体」の新しい活動を説明した。第2回研究会(同年10月)では、シーラ・A・スミス氏(米国外交問題評議会シニアフェロー)が報告を行い、アメリカにおけるシンクタンクの歴史と活動、資金構造、個人の活動動機などを分析した。第3回研究会(2016年2月)では、鈴木崇弘氏(城西国際大学大学院客員教授)が報告を行い、日本でシンクタンクの設立が難しい理由を分析した。さらに、本課題の研究協力者である渡辺将人(北海道大学教授)が、2016年3月7日~12日にかけてアメリカで政党役員やシンクタンクの役職者、活動家、議員ら17名とインタビューを行い、選挙運動におけるシンクタンクの活動と役割を調査した。