表題番号:2015A-501 日付:2017/04/10
研究課題北方遊牧民族(遼・金・元)都城の構造的特質と中原都城との比較に関する考古学的研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文学部 准教授 城倉 正祥
(連携研究者) 帝京大学 教授 山内和也
(連携研究者) 奈良文化財研究所 研究員 山藤正敏
(連携研究者) 早稲田大学 学術振興会特別研究員(DC) ナワビ矢麻
研究成果概要

 本研究は、中原で発達した都城と草原に展開した都城の考古学的比較を目的とした。

 2015年度は、国内で衛星画像の分析を進めると同時に、キルギス・中国での現地調査を実施した。研究成果は、年度末のシンポジウム『権力の誕生-儀礼・祭祀からみる古代文明形成の考古学的アプローチ-』で発表した。

 2016年度は、研究成果の公表に力を入れた。年度末には、学術シンポジウム『アジアの古代都市・都城の比較考古学』を開催した。国内外から研究者を招聘すると同時に、城倉の研究成果も発表した。研究成果を総括した報告書『中国都城・シルクロード都市遺跡の考古学的研究』も刊行し、研究成果を国内外に広く発信した。