表題番号:2014S-131 日付:2015/04/27
研究課題会話場面における身振りのマイクロスリップに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 古山 宣洋
研究成果概要

先行研究で、物語説明において話者の身振りに観察されるマイクロスリップ(錯誤に至る前に修正されるごく微細な淀み、以下MS)を検討することで、コミュニケーションが環境内のアフォーダンスにどのように制約されているのかを明らかにしつつある(古山ら,2011)。本研究は、3名による会話場面において、身振りにおけるマイクロスリップの生起条件を明らかにし、それによりこの種の相互行為を制約している人的・物的環境要因を明らかにすることを目的としている。特定課題研究においては、実験環境をセットアップし、予備的なデータを取得してデータ解析の方法を検討した。今後は他の研究費を使いながら、本研究を進めていく予定である。