表題番号:2014S-097
日付:2015/04/10
研究課題高精度3Dプリンタの開発とこれを用いた人工生体組織の作製
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 准教授 | 梅津 信二郎 |
- 研究成果概要
3Dプリンタは、金属やプラスチックから構成される立体造形物の作製技術に応用されており、革新的な製造技術として強く期待されている。また、インクジェット型の3Dプリンタは、通常のプリンタと同じように操作できることから、ユザーフレンドリーであり、さらなる発展が期待できる。これまで申請者らは、細胞やゼラチン、コラーゲン、アルギン酸ゲルなどの様々なバイオマテリアルの3Dパターニングが可能なことを実証している。本研究では、このマイクロ3Dプリンタのインクジェットモジュールに温度可変な機構を取り付けることによって、吐出する高分子液体の温度を変え、粘性を下げることによって、より微細なパターニングを可能にした。