表題番号:2014S-095 日付:2015/02/12
研究課題電磁波加熱と加水によるベントナイト材料の接合可能性
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 小峯 秀雄
(連携研究者) 社会環境工学科 創造理工学部4年生 谷野由宗
研究成果概要
 高レベル放射性廃棄物の地層処分施設では,人工バリアとしてブロック型ベントナイト緩衝材の利用が考えられている.ブロック型ベントナイト緩衝材は,単体では非常に低い透水性を有し,人工バリアとして十分な性能を有しているが,処分孔を充填するには,多数のベントナイトブロックを積み上げて施工しなければならない.この場合,単体としての遮水性は十分であるものの,ブロック間の隙間部分における遮水性能が懸念事項として挙げられている.この懸念事項の解決を目指して,本研究では,若干の水分添加と電磁波照射により生じる「電磁波加熱」を活用したベントナイトブロック間の接合技術の可能性を明らかにする.