表題番号:2014S-081 日付:2015/04/20
研究課題代表元選択不可能性に基づく貼り合せ世界観の形成機構について
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 郡司 幸夫
(連携研究者) 滋賀大学 学術振興会PD研究員 園田耕平
研究成果概要

表象が一つに決まらず、対象の意味が常に両義的であることによって、認識不可能な外部に言及する認識システムを構想した。この表象の両義性を二つの写像の重ねあわせで定義し、二つの写像の齟齬を捨てるように両者の近似の合成に関する不動点を集めるとき、世界はアトムに還元可能な論理の貼りあわせで構想されることが理解された。成果は、New Challenges in Complex System Scienceで発表、公開されたほか、現在PhysicaDに投稿中である。また計測自動制御学会SI部門における講演で優秀講演賞(講演「世界の貼り合わせと表現耕法」を受賞している。