表題番号:2014S-002 日付:2015/04/09
研究課題企業ネットワークが日本経済に与える影響に関するミクロ計量経済学的実証分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 戸堂 康之
研究成果概要

本研究では、日本において約80万社、約400万の取引関係を網羅したデータから、製造業でデータのそろった約4万社を抽出して、特にどのようなサプライチェーン・ネットワークを通じてより活発に技術が伝わるのかを分析した。その結果、企業は、多様な取引先とつながることで生産性やイノベーション力を伸ばしていることが明らかとなった。これは、多様な取引先から多様な技術や知識を吸収できるからだと考えられる。この成果は、Tokyo Network Workshopなどで発表し、経済産業研究所よりディスカッションペーパーとして刊行された。