表題番号:2014K-6241
日付:2015/02/10
研究課題ダンサーにおける連続した音と動作の協調性の特徴の検討
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 教授 | 彼末 一之 |
(連携研究者) | スポーツ科学学術院 | 研究助手 | 中川剣人 |
(連携研究者) | スポーツ科学研究科 | 博士課程 | 戚 維璜 |
- 研究成果概要
ドラマーは四肢を巧みに操って複雑なリズムを刻むことができる。その運動制御のメカニズムを明らかにするための基礎的な実験として左右の手足のいずれか1本で330msから1000msのさまざまな周期で一定のリズムを刻むタスクを課した。いずれの手足のタスクにおいてもドラムの経験のない被験者に比べドラマーはリズムの変動係数が小かった。ただし右手による成績はドラマーと未経験者で差が他にくらべて小さかった。また未経験者の成績は1000msの周期が330ms、500msにくらべて良かった。これは右手による1秒程度の周期の運動を日常生活で経験しているからと推測される。