表題番号:2014K-6187 日付:2015/04/02
研究課題高齢者用小型電気自動車の自動運転技術の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 大貝 晴俊
研究成果概要

[目的] 本研究では、高齢者用低速・短距離エコ自律走行システムの開発を目的とする。そこで、本研究では、低コストなステレオカメラ・超音波センサにより障害物回避、追越し、車線変更、信号停止などの動作を行いながら目的地まで自律走行させ、高齢運転者の操作を最低限に抑え、より安全、スムーズな走行を実現する。

[結果] 自動車学校の模擬公道走行実験における自動運転デモの結果について述べる.自律走行テストは北九州市の若戸自動車学校で行った。走行速度を30Km/hで行った。目的地Eを設定し、スタート地点Sから走らせた。走行ルートはカーブ4つ、信号機1つ、登坂1つと下り坂1つで構成された。走行距離:は約260Mです。COMS車はSの位置から走行し、経路計画に基づく走行制御を行った。走行中に環境認識センサによって、走行方向を維持しながら目的地Eへ走った。走行中に白線認識と道路認識により車線維持走行を行った。信号機認識による停止線で一時停止を行った。カーブでは自動減速(10KM/h)で走行した。目的地Eに到着したら、自動ブレーキをかけ停止した