表題番号:2014K-6152
日付:
研究課題非定常カオス理論からの地震統計則の研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 相澤 洋二 |
- 研究成果概要
地震学ではこれまでGutenberg-Richter則と呼ばれるマグニチュードの頻度分布や、余震の大森公式と呼ばれる巨大地震後の余震の従う式などの統計法則が見出されてきた。連続する地震の発生間隔分布の統計則の普遍性を中心として、それらの法則をまとめる試みがなされてきたが、我々は複雑系の立場からマグニチュードの大きな地震と小さな地震の相互関係である埋め込みの考え方を出発点にして、それらの経験的な統計法則の結合の妥当性を示し、普遍関数についての関係を導出した。