表題番号:2014K-6111
日付:2015/04/05
研究課題世界保険学会世界大会を通じた各国の保険法研究の動向調査とわが国からの国際発信
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 商学部 | 教授 | 中出 哲 |
- 研究成果概要
1.本課題の目的
本課題は、2014年9月開催の世界保険学会(AIDA)に参加して、世界各国における保険制度と保険法の最先端の情報を収集するとともに、海上保険法分野でわが国からの発信を行うものである。
2.成果
特に、イギリスの新保険法制定の背景、ヨーロッパ契約法原則に関する論点、スペインの新海上保険法など、日本では得にくい情報を収集できた。
また、わが国から唯一の発表者として、"Costs for Removing Cargo: Cargo or P&I?"の演題で学会発表をした。東日本大震災などの事例を示して、法律が交錯する中でいかに法的問題を円滑に処理したか報告を行った。
更に、アジア・太平洋地域参加者のセッションが初めて設けられ、研究交流を高めていくコンセンサスが得られた。