表題番号:2014K-6097 日付:2015/04/04
研究課題地域おこし協力隊の受け入れによる過疎農山村の活性化への取り組みとその意義
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 宮口 としみち
研究成果概要
 総務省の地方活性化事業である地域おこし協力隊の受け入れ地域から4地域を選び、活動の実態調査を実施した。協力隊員の配属には地区別の方式とテーマ設定によるものがあり、今回の調査地域では、島根県美郷町と鹿児島県薩摩川内市が地区別、島根県邑南町と長崎県対馬市がテーマ設定による例であった。小さな地区の生活支援的活動が多くを占めると活動のモチベーションが上がらないという話も聞かれ、これに対してテーマ的に活動する方が多くのキーパーソンとの接点が得られやすく、将来の定住への足掛かりをつかみやすいと考えられる。特に対馬市では、1期生が二つの法人をつくっており、大きな成果が見られた。