表題番号:2014K-6040 日付:2015/03/30
研究課題東日本大震災の被災地の記憶の再生とデータアーカイブに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 浦野 正樹
研究成果概要

本研究では、東日本大震災によって被災した地域をとりあげ、そこでの種々の取り組みを「緊急対応→避難応急対応→復旧・復興対応→(次の災害への)予防対応→緊急対応→・・・」という社会的時間軸の中で連鎖する長期の取り組みの一環として捉えて、災害過程(被災から緊急対応、及び復旧・復興過程)で発生する社会問題を時間軸で整理し、東日本大震災の被災地の記憶を蓄積し、それらをデータアーカイブ化する作業を行った。とくに、災害時の緊迫した時期の記憶を掘り下げアーカイブとして残せる形にしていくことに留意し、調査研究のなかで蓄積した一次資料とその背景となる被災地全体の情報を並行して蓄積しながら、整序していった。