表題番号:2014K-6022 日付:2015/04/21
研究課題アメリカ連邦証券・金融規制の最新動向の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 若林 泰伸
研究成果概要
アメリカ連邦証券規制のうち、これまで研究してきた連邦証券取引委員会のレギュレーションMの法執行状況について研究した。具体的には、レギュレーションM違反事例のうち、近時わが国でも問題となっている証券発行に関する相場操縦的な空売りについて規制しているRule 105と、証券発行時の発行会社の役員等による相場操縦について規定しているRule 102の違反事例について研究した。また、金商法違反者による議決権行使の差止めに関連して、アメリカ連邦証券取引所法違反行為の行為の効力について定めた規定について研究した。