表題番号:2014K-6016
日付:2015/04/20
研究課題持続可能社会における所有権の理論構成
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 法学学術院 法学部 | 教授 | 楜澤 能生 |
- 研究成果概要
- 日本法社会学会2014年度学会全体シンポジウム「持続可能な社会への転換期における法と法学」、企画関連ミニシンポジウム「過少利用時代における所有権論・再考―地域・都市の持続可能性」ならびに「持続可能社会における環境・社会・経済の統合」を企画、実施した。持続可能性概念につき、経済学の知見をも導入しつつ、その輪郭を明確化することに努めた。持続可能性概念と法との関連性を、①法概念として持続可能性を彫琢することがどこまでできるか、②持続可能性の視角から近代法を構成する基本カテゴリーを見直す、という二つの別個の視点からアプローチする課題、ならびに農地所有権の持つ原理を他の対象に及ぼす可能性を提起して議論を行った。