表題番号:2014K-6002
日付:2015/03/28
研究課題日本の若手・女性経済研究者の現状と課題分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 政治経済学術院 政治経済学部 | 教授 | 上田 貴子 |
- 研究成果概要
- 本年度は、3名の海外研究者の招聘と米国経済学会における女性支援委員会メンタリング・セッションを視察し研究への助言・示唆を得た。さらに、政府統計である文部科学省調査の個票データ分析を進め、基礎的な調査結果報告会を行った。「学校教員統計調査」の分析から、①同年齢・同職階でも女性教員の給与は男性教員よりも統計的に有意に低い、②女性教員の職階は男性教員の職階よりも低く、社会科学・経済学関係分野では理科系よりも女性が不利、③H15-H21年度にかけて女性の採用が積極的に行われるように改善されてきていること、「学校基本調査」分析から、女性教員割合と女子学生割合の間の正の相関が示された。