表題番号:2014B-465 日付:2015/04/09
研究課題デジタル・ファブリケーションの産業政策に関する研究:オープンデザインの経済学
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 教授 三友 仁志
(連携研究者) 九州大学経済学研究院 教授 実積寿也
研究成果概要

情報通信技術ICT地域にいかなる変化をもたらすかを明らかにし、効果の発現に結びつくための政策的処方箋を導出する。デジタル・ファブリケーションのみによって地域活性化を目指すことは尚早であるが、他方、現状の利用方策では、地域の情報ネットワーク基盤が十分に利活用されていないという指摘もある。地域経済および社会の活性化を早急に達成するという喫緊の政策課題のために、ネットワーク活用型の新しい技術によりオープン・イノベーションを地域社会にもたらすことが求められている。基礎的な研究として、地域に導入が始まっている教育ICTを検証事例とし、また地域を支援するための補助スキームに関する制度的な検討を行った。