表題番号:2014B-463 日付:2015/04/10
研究課題多様性アプローチによる環境イノベーションと社会イノベーションに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 教授 松岡 俊二
(連携研究者) 日本大学生物資源科学部 教授 松本礼史
(連携研究者) 滋賀大学環境総合研究センター 准教授 田中勝也
(連携研究者) 上智大学地球環境研究科 准教授 鈴木政史
研究成果概要

 本研究は当初計画では3年の研究期間を想定し、地域イノベーションと環境イノベーションを統合させた地域環境イノベーション・メカニズムの解明を目的としたものであった。その準備として、本特定課題では研究フレームの検討を行った。研究の結果、キーワードとして社会的受容性論に注目することとし、社会的受容性とは、新たな環境技術や環境政策が社会に受け入れられる条件や程度を示すものと定義した。こうした社会的受容性は、技術的影響評価である技術的受容性、社会政治的適応性である制度的受容性、経済性をみる市場的受容性、地域的適応性をみる地域的受容性、という4つの要素(独立変数)から構成されるとの研究フレームを設定した。