表題番号:2014B-458
日付:2015/04/03
研究課題地域統合参加決定の比較研究:TPPをケーススタディとして
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 | 教授 | 浦田 秀次郎 |
(連携研究者) | 同志社大学法学部 | 教授 | 寺田貴 |
(連携研究者) | 早稲田大学国際教養学部 | 助教 | 平川幸子 |
(連携研究者) | 早稲田大学日米研究機構 | 助教 | 根元邦朗 |
(連携研究者) | 杏林大学総合政策学部 | 講師 | 久野新 |
(連携研究者) | 杏林大学総合政策学部 | 講師 | 三浦秀之 |
- 研究成果概要
本研究は,アジア太平洋における地域統合の枠組みである環太平洋経済連携協定(TPP)を題材に,参加国・参加表明国・不参加国の類似性を比較することで,アジア太平洋諸国における自由貿易への積極性・関与度を分析する.特に,各国の経済要素と政治要素に着目し,地域統合参加のタイミングの差異に関する新たな仮説を検証する.本研究は,比較政治学・国際関係論・国際経済学の知見を統合した学際的プロジェクトとして,現在進行中のTPPをパイオニア的に分析する.国際会議を開催して広く研究成果を公開し,フィードバックを得るように努めるとともに,Pacific Review誌等アジア太平洋の専門ジャーナルの特集号として投稿を目指すことで,実社会へも政策的含意を還元する.