表題番号:2014B-352 日付:2015/02/26
研究課題画像投射式インタフェースの高性能・高機能化及び応用展開
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 松丸 隆文
研究成果概要
 本課題では,複数の物体が同時に接触でき,接触する物体を識別する機能を持つ仮想タッチ・スクリーンの研究開発を実施した.具体的には,Xtionセンサによる測定データに基づき,接触/非接触センシングだけでなく,手指/道具の区別および接触速度の検出をする,仮想キーボード(鍵盤)および仮想シロフォン(木琴)を実現した.Xtionセンサを機器に実装する手法,各種アルゴリズム:(1)手指の認識,(2)接触の認識,(3)接触位置のマッピング,(4)手指/道具(マレット=ばち)の区別,(5)接触速度の検出の手法,を検討した.これらの機能は,エデュテインメントとエンターテイメントの両方に役立つものだと考える.