表題番号:2014B-303
日付:2015/04/13
研究課題週間リズムの視点の運動科学・栄養科学研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 柴田 重信 |
- 研究成果概要
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体内時計の研究成果の出口として、日内リズムと食・栄養の関係がわかり、メタボリックシンドロームの予防に「時間栄養学」の研究が進んできた。そこで、マウスを用いて週間リズムに焦点を当てた研究を展開した。先進国では、weekday(平日) とweekend(週末)の過ごし方が異なり、平日は短睡眠になり、 週末は長睡眠となり、社会的時差ボケ状態になっている。マウスを用いて週間リズムが、生体のエネルギー代謝に、どのように影響を及ぼすかについて調べた結果、平日と週末が6時間異なるモデルでは、夜型化が進み、体内時計が遅れ、かつ肥満になった。現在3時間異なるモデルの作成を行ったり、これを改善する食パターンを提案する予定である。