表題番号:2014B-273
日付:2015/04/30
研究課題機械システムの自己増殖に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 橋本 周司 |
(連携研究者) | 先進理工学研究科 | 修士課程2年 | 片山翔子 |
- 研究成果概要
- 機械的な自己増殖あるいは自己組織化を実現するために、部品をゲルによって作り,モデル形状を複製するための原理的な研究を行っている.本年度は,正もしくは負に帯電したゲル部品を水中で撹拌することで,ゲル部品をセルフアセンブリする手法を提案した.透過率測定や元素分析の結果から,ゲル同士は静電相互作用によって接着している可能性が高いと結論付けた.また,接着したゲル部品を食塩水に浸漬すると部品間の静電相互作用が弱まり剥離できることを確認した.今後は,ゲル部品の形状等を検討することで,より複雑な形状への組立を実現したいと考えている.