表題番号:2014B-258 日付:2015/04/13
研究課題リチウム空気電池実現のための負極/電解質系探索
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 門間 聰之
研究成果概要


Li空気電池において大気中から侵入するH2OCO2N2Arの影響を検討した。電解液中のH2O量が少ない場合のクーロン効率は55 %を示す一方、CO2およびH2Oが共存した場合、クーロン効率は最大約90 %に達した。Li空気電池の電解液として広く研究されているDMSOLi負極のクーロン効率が低いとされているが、SEI表面および内部を無機層で構成することでクーロン効率が85 %以上になることも見出した。