表題番号:2014B-231
日付:2015/04/14
研究課題学協会連携による南海トラフ大地震への実行可能な減災計画に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 教授 | 依田 照彦 |
(連携研究者) | 理工学術院 | 講師 | 林 偉偉 |
(連携研究者) | 理工学術院 | 助手 | 加藤 一紀 |
- 研究成果概要
東日本大震災後、日本列島の地震活動が活発化する傾向を示すなかで、南海トラフの巨大地震の発生が危惧されており、総合的かつ実行可能な防災・減災計画の立案が急務である。東日本大震災の重大性に鑑み、申請者らは、巨大災害から国民の生命と国土を護るために、学会の壁を越えた議論の必要性を強く認識した。議論を開始するにあたって、実行可能な防災・減災計画の実現に向けた準備をそれぞれの研究テーマに応じて実施することを計画した。その結果、本特定課題Bの研究では、高齢化した鉄道橋の予防保全とリハビリテーションについて実証実験と数値解析を実施し、防災・減災計画の実現に向けた検討を行い、構造物のリダンダンシーを向上させるために必要な技術を検討した。得られた成果を、国内外の学術誌に発表した。