表題番号:2014B-207
日付:2015/04/13
研究課題微動測定に基づく地震被害集中推定法の高精度化に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 教授 | 前田 寿朗 |
(連携研究者) | 理工学研究所 | 招聘研究員 | 井口道雄 |
(連携研究者) | 理工学研究所 | 招聘研究員 | 安井譲 |
- 研究成果概要
- 本研究では,高密度微動測定を用いて地盤構造を推定し,地震時の予防的防災措置を講じることを最終目的とする. 2011年長野県北部の地震で地震被害の集中の見られた長野県栄村青倉地区で高密度の微小アレー移動測定を行うと共に,2014年11月22日に糸魚川-静岡構造線の一部の断層が動いたとされている,長野県神城断層地震における長野県白馬村の地震被害調査を実施した.栄村においては,半径90cmの三角形微小アレーにより青倉地区全域のH/Vスペクトルおよび分散曲線の分布が求められた.精度評価を行った波長に対する分散曲線を用いることにより,推定可能な地盤構造深度や,レイリー波高次モードを推定できる可能性が示された.