表題番号:2014B-177 日付:2015/03/17
研究課題フラグによりCPUとアクセラレータが連係するヘテロジニアスマルチコアに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 木村 啓二
研究成果概要
本研究は、アクセラレータを持つヘテロジニアスマルチコアに対して、アクセラレータの制御やデータ転送に要するオーバーヘッドを削減する技術の開発する。具体的にはCPU、データ転送ユニット(DTU)、及びアクセラレータを同時実行させることで上記オーバーヘッドを隠蔽可能とするタスク分割及びスケジューリング手法を開発し、自動並列化コンパイラに実装する。

本年度の成果としては、まず本研究が前提とするアクセラレータの基本仕様を決定した。その上で、本アクセラレータ用のコンパイラモジュールを開発し、さらにアクセラレータのアーキテクチャシミュレータを開発することにより、本研究を行う上での基本的な評価環境を整備した。