表題番号:2014B-163 日付:2015/04/13
研究課題プラズマアクチュエータのフィードバック駆動による流れのフィードバック機構の解明
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 准教授 手塚 亜聖
研究成果概要

能動的に流れを作るプラズマアクチュエータ(PA)をバースト周波数で駆動することで、空力特性が改善することは多く報告されているが、新たな可能性として、周波数を固定するのではなく流れにあわせた駆動を行う研究を進めている。
PAの製作等の理由により誘起される流速分布は一様ではなく3次元的であることが指摘されている。
空力特性が改善するメカニズムを明らかにする上で必要な、誘起される流れを調査する目的で、PA直後と翼型後縁において熱線流速計による非定常流速計測を行った。
空力特性の改善効果が小さい周波数では3次元的な流速分布の傾向が見られた。流速分布のスパン方向の一様性が空力特性改善の鍵と考えられる。