表題番号:2014B-158 日付:2015/04/27
研究課題極超音速機の機体/エンジンの相互干渉の解明と統合制御
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 佐藤 哲也
研究成果概要
極超音速空気吸込式エンジンを用いた航空宇宙輸送機の開発をブレークスルーするため、飛行実験による機体/推進統合制御技術の実証を提案している。本特定課題研究においては、鍵技術である極超音速矩形インテークに対して、数値解析および超音速風洞試験によって、空力性能を取得することを目的とした。飛行実証機と同サイズの小型模型のMach4超音速風洞試験を実施し、従来の模型と比較することで、サイズの違いによるRe数の効果を調査した。流量捕獲率と全圧回復率の最高性能に関しては、ほぼ同じになるが、作動範囲が狭くなることがわかった。今後は、データベースの構築と飛行実験の詳細検討を実施する。