表題番号:2014B-124 日付:2015/04/07
研究課題サービタイゼーションを支援する業績指標に関する学際的研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 商学部 教授 伊藤 嘉博
(連携研究者) 商学学術院 教授 晝間文彦
研究成果概要
 

 国際競争力に陰りが見えるわが国の製造業にとって、生き残りをかけた有望な戦略のひとつがサービタイゼーション(製造企業が事業構成に占めるサービスの比率を高めること)である。サービタイゼーションは、製品販売後のアフターサービスにフォーカスをおく商品開発をメーカーに促すことになり、これに呼応したコストの配分と収益の予測を商品企画段階で的確に実行できなければ成功はおぼつかない。

 本研究では、サービタイゼーションを支援する各種の業績指標を有機的に統合したライフサイクル・プロフィッティングの実践モデルの探究を目指し、モデル自体の構築には至らなかったものの、その概念的フレームワークを抽出することはできたと確信している。