表題番号:2014B-111 日付:2015/04/04
研究課題過疎地域活性化優良事例表彰地域のその後の展開の検証
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 宮口 としみち
研究成果概要
 過疎地域活性化の取り組みについて表彰を受けた団体から5カ所についてフォローアップ調査を行った結果、次のような実態が明らかになった。①沖縄県南大東村では、アクセスの不安定さが改善されず、エコツーリズムの展開が滞っている。②徳島県美波町ではウミガメの保護・観察が続けられ、関係グッズの販売も進んでいる。③大分県(株)つえエーピーでは健康志向の産品開発に成功し、6次産業化が進んでいる。④大分県大山町農協は組合員農家の指示でさらに直販店を増やし、地元にとってなくてはならぬ企業となっている。⑤熊本県(財)学びやの里は、20年にわたる田舎ツーリズムの学習の場としてその使命を果たし終えようとしている。