表題番号:2014B-058 日付:2015/04/14
研究課題グローバルな視野に立つ古典作品校訂のための新テクスト学
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 竹本 幹夫
研究成果概要
  古典文学作品の校訂方法について、日本のみならず諸外国の最先端の研究成果を比較検討し、古典研究のあり方を見直すと共に、新たな古典テクスト提供の可能性を探るのが、この研究の目的である。本研究は、2014年度に申請した同題の科学研究費・新学術領域研究が不採択となったための補完的な意味合いを持つ。2015年度にも再度の申請を準備するための準備研究と位置付け、文学学術院研究部門の「国際日本学共同研究部門」において当該研究を実施した。具体的には、上代文学テキストデータベース構築の準備としてテキストのデジタル化を進めたこと、古典演劇研究の一環として、能の舞台映像の撮影と3D画像作成などを行い、また多岐の分野にわたる他大学の研究分担者の参集を得て、年度末(2月24日~26日の三日間)に大規模な研究打ち合わせ会議を開催して、意見交流を深めた。