表題番号:2014B-037 日付:2015/04/10
研究課題言語知識の定着と自動化による運用能力向上のための自律的相互学習環境の実証研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 原田 康也
研究成果概要

日本の大学で学ぶ英語学習者は、英語に関する一定の知識は学習・習得しているものの、滑らかな運用のための定着と自動化に至らず、このためリスニング・スピーキングなどのリアルタイム処理やスピーキング・ライティングなどの産出においての訓練不足が顕著に見られる。本研究では、自動化の有用性と自律的相互学習の有効性を実証的に示すことを目標として、平叙文・疑問文の再生と平叙文から疑問文への転換を中心にデータの収集と分析を進め、研究会・ワークショップなどで研究発表を行った。また、外国語学習に有効に活用できる心理言語学的調査方法についての情報収集を進めるため、関連分野の研究会・国際学会などに参加した。