表題番号:2014B-033
日付:2015/04/08
研究課題判例がもたらす東アジア諸国における知的財産法形成の動態的分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 法学学術院 法学部 | 教授 | 高林 龍 |
(連携研究者) | 法学学術院 | 教授 | 上野達弘 |
(連携研究者) | 法学学術院 | 准教授 | ラデマハ・クリストフ |
- 研究成果概要
6月に知財戦略セミナー「国際的知的財産紛争の効率的な処理と知的財専門裁判所の果たすべき役割」を開催した。ここでは、中国から中国人民大学の劉春田教授による「中国における知的財産専門裁判所の設立と知的財産訴訟の現状」について解説があったほか,タイから招聘した裁判官によるタイの知財判例の動向についての報告があった。
その後も、東アジア諸国においても今後大きな問題となることが予想されるテーマについて研究会、セミナー等を重ねた。特に12月に行った特許におけるクレーム解釈と均等論に関する特別講演会においては判例をベースにしたドイツ、アメリカ、日本の実例が多く紹介され、判例がもたらす法制の動向を探る手法として良い企画と経験であった。