表題番号:2014B-032 日付:2015/03/30
研究課題労働市場の新たな組織化による柔軟化と生活保障法体系の構築
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 島田 陽一
研究成果概要

「労働市場の新たな組織化による柔軟化と生活保障法体系の構築」というテーマは、単年度で完了できるものではないので、本年度は、この研究のための労使関係における基礎的なデータを収集、分析し、生活保障法および生活保障政策が対象とすべき広義の労働者像を明らかにした。この結果、均衡処遇政策の推進によって、現在の非正規雇用労働者を待遇を改善すること、非正規雇用労働者が安定した雇用に転換するための施策をとること、および、非正規雇用労働者が安定雇用に移行するために必要な教育訓練の充実が今後の政策課題となることが確認された。