表題番号:2014B-030 日付:2015/04/29
研究課題Law and Sustainability-巨大リスクの克服と持続可能社会法学
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 上村 達男
研究成果概要
10年間のCOE研究でのテーマ「企業と市場と市民社会」において企業・金融法制が市民社会を背景にする場合とそうでない場合との重大な違いについて認識を新たにしてきた。これを受けて、国連環境開発会議において自然と人間の関係の基盤自体を見直すとの発想から持続可能社会の観念が強調されている。そこで、持続可能社会を危うくする災害、環境、貧困、金融等の巨大リスクの制御を目的とするリスク法学研究を通じた持続可能社会法学の重要性を再確認し、その方向性を確かなものとするための様々な活動を行っている。