表題番号:2014B-028
日付:2015/03/08
研究課題ニューパブリックガバナンスと政策評価の親和性についての研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 政治経済学術院 大学院政治学研究科 | 教授 | 山田 治徳 |
- 研究成果概要
本研究は「ニューパブリックマネジメント(NPM)とニューパブリックガバナンス(NPG)は両立できるのか」という疑問を明らかにすることを目的とする。NPMは効率性や有効性など経済的基準の達成を重視するのに対し、NPGは市民や非営利組織などとの協働を重視する。両者の間には明らかに断続性が存在するにもかかわらず、むしろNPGをNPMの延長線上として捉える傾向が強い。本研究では両者に関する論考を分析することで、両者の連続性と断続性の分析を行うとともに、国、自治体など行政実務の現場における意識や実態面における諸問題についての実態調査を行うことで、この問いに対する解を見つける手掛かりとした。